送電線や携帯電話・基地局などから発生する電磁波の影響で、体調を崩す人が増えています。私たちは、色々な電磁波源に悩む人たち、送電線・携帯電話基地局の設置に反対する住民団体、健康被害を受けている方への支援グループなど、日本各地で活動する団体・個人などでつくる全国的なネットワークです。情報を交換しながら、「電磁波からいのちを守る」ために活動をしています。
2007年6月にWHO(世界保健機関)が低周波電磁場の環境保健基準を発表し、経済産業省でも規制値を策定する動きが始まったことを受けて、発足しました。小児白血病は3〜4ミリガウスで倍増するという疫学調査は、WHOも支持していることから、4ミリガウス以下の法規制など求める署名運動を行ない、9万5041筆の署名を集めて衆参議長宛に提出しました。その他にもスマートメーター問題などで政府に要望書を提出するほか、シンポジウムを開催しています。詳しくは活動記録をご覧ください。なお『電磁波から健康を守る全国連絡会」として活動してきましたが,2012年12月、「電磁波からいのちを守る全国ネット」に名前を変えました。
◆おもな活動内容
私たちは主に次のような活動をしています。
1)各地の団体との情報交換とネットワークつくり
2)行政への要望書の提出
3)電磁波の有害性を知らせるシンポジウムの開催
4)電磁波問題を知らせる小冊子の発行
5)電磁波の健康影響などを知らせる最新情報をホームページで掲載
もしも、家の近くに基地局が建ちそうになったら…
携帯電話基地局は、ある日突然、あなたの家の近くにも建つかもしれません。日本でもこれまでに10件以上、基地局の撤去や稼働停止を求める裁判が起きています。「電磁波に関する情報がほしい」「地元の市民団体を教えてほしい」という問合せにも対応します。
◆入会のご案内
入会を希望される団体・個人は、「会則」をご覧の上で「電磁波からいのちを守る全国ネット」へ既に参加されている会員からの推薦を受けて、運営委員会へお申し込み下さい。運営委員会と推薦者とで協議をした上で、参加の可否をご連絡いたします。なお、入会費、年会費等はかかりません。詳しくは「会則」をご覧ください。