「電磁波からいのちを守る全国ネット」は、22日(土)に学習会を開催する。詳細は次の通りである。
日時:6月22日(土) 13:30~16:30分
場所:板橋グリーンホール
アクセス:https://www.itabun.com/access/
講師:荻野晃也氏(元京都大学講師)
タイトル:生活の中にひそむ電磁波による身体への影響
参加費:資料代500円
参加予約:不要、誰でも参加可能
5Gの導入が夏にせまるのを機に、21世紀の新世代公害である電磁波を解説する。質疑応答の時間が60分あり、会場からの質問も受け付ける。
荻野氏は、1980年代に日本ではじめて電磁波問題を紹介した研究者である。米国のスリーマイル島原発事故の調査で渡米した際、米国で送電線の超低周波電磁波と小児白血病の関係が指摘されていることを知り、日本でも警鐘を鳴らし始めた。電磁波が新世代公害として認識されはじめた時期である。
その後、超低周波電磁波と小児白血病の関係は、優に50件を超える疫学調査で否定できなくなった。
携帯電話の普及がはじまった1990年代からは、マイクロ波による人体影響も指摘されるようになり、さらに最近ではLEDのブルーライト
(可視光線)による人体影響も問題になっている。
日本では、「原発は危険だが、携帯電話のマイクロ波は安全」と思っている人が少なからずいるが、現在では、送電線の超低周波電磁波から、原発のガンマ線まで、電磁波(広義の放射線)はすべて危険というのが定説になっている。
数少ない電磁波の専門家の立場から、荻野氏は「生活の中にひそむ電磁波による身体への影響」を語る。
問い合わせ:048-464-1413(くろやぶ)